竜機大戦ドラゴマキア


魔技

魔技とは、主にMPコストで使用する特殊な戦技である。 性質が特殊なために別項目としているが、 意味合い的には選択戦技の一部となる。

特に注記がない限り、 魔技は原則として同一エリア内のキャラクター一体を対象にし、 また使用したターン限りの効果である。

同じ効果を持つ魔技を効果中に更に重ねがけした場合、 その効果は重複しない。 どちらか大きい方が適用される。


強化魔技

名称属性タイミング判定値コスト
フィジカルブースト判定エクストラXXMP
魔力による身体強化法。 術式によらず、呼吸法や意識の操作で実現する流派も少なくない。
自身の【体力】[白兵力][回避力]による判定に、 消費MPを判定値とした追加判定ができる。
センサー宣言フリー1~3MP
受容体の生成や端末の派遣などの手段を駆使して、遠方の情報を収集する。
遠方のエリアを対象に《観察》を行えるようにする。 最大で3エリア離れた場所を対象にでき、 距離が必要な消費MPとなる。
この《観察》に対する《集中行動》は、 MPを消費して行う(HP使用不可)。
アクセル宣言フリー XMP
反射速度の強化。 対象は意識の加速が行われ、周囲の動きがスローで見えるようになるという。
ターン中、 [先制力]を+消費MPする。
ヒーリング判定メイン[魔法力]XMP
応急的な治療術。傷口を癒着させ、血を止める。 ただし傷そのものを癒やすわけではなく、失われた組織は戻らない。
係数1で判定し、達成値以下の[HP]を回復する。
このとき、回復量と同値のMPを消費しなければならない。
リジェネレイト判定メイン[魔法力]XMP
失われた組織を再生させ、あるいは作り出して補填し、傷を癒やす。
LPを1点、回復する。 係数1で判定し、目標値と消費MPは共に対象の「10−現在LP」。
この魔技の効果は、1日に1度までしか受けることができない。
スリープ判定メイン[魔法力]XMP
対象に疲労を与え、眠りに落とす。
この魔技は、魔法攻撃の一種として扱う。 対象のサイズが自身より大きい場合、差分×2だけMPを消費する。 この魔技による攻撃は[攻撃力]を1とし、防御力を無視してダメージを算出する。 この攻撃に対する回避は、防具やサイズによるペナルティを無視する。 この魔技による攻撃では、[LP]は減少しない。


破壊魔技

名称属性タイミング判定値コスト
フォースウェポン宣言フリーXMP
武器や弾丸、己の肉体等にエネルギーを纏わせ、破壊力を増す。
白兵/射撃攻撃時に使用することで、 その瞬間だけ[攻撃力]を増加する。 攻撃力を+1する毎に、上昇前の攻撃力(サイズ補正適用前)に等しいMPを必要とする (攻撃力を1→2にするにはMP1、2→3にするにはMP2、1→3にするにはMP3が必要)。
マジックミサイル宣言サブXMP
魔力の礫を作り出し、敵を撃つ。
魔弾を作成する。 あるいは、作成済みの魔弾を強化する。 魔弾の強さは、累計消費MPに依存する(消費MPを武器欄のXに当てはめる)。
この武器は使い捨てであり、攻撃に使うか、 メインアクションで移動すると消失する。
ホーミング魔法フリーXMP
操作された魔力の礫は、対象を執拗に追いかける。
消費MPに応じて、魔弾に対する回避の難易度を上昇させる。
+1:MP1,+2:MP3,+3:MP6,...
マルチターゲット魔法フリーXMP
魔力の礫を幾つにも分割し、敵を一掃する。
消費MPに応じて、魔弾に対軍効果(X+1)を付与する。
ストーム宣言サブXMP
魔力の嵐を巻き起こし、広範囲を薙ぎ払う。
魔嵐を作成する。 あるいは、作成済みの魔嵐を強化する。 魔嵐の強さは、累計消費MPに依存する(消費MPを武器欄のXに当てはめる)。 4以上のMPを消費しなければ成立しない。
この武器は使い捨てであり、攻撃に使うか、 メインアクションで移動すると消失する。 広域攻撃となる。
エンチャント/選択宣言フリー
魔力に指向性を持たせ、火や雷などの物理現象へと変じさせる。
取得持に、火、氷、雷、風、光などの何らかの概念を属性として選択(内容は任意)する。 属性に応じて《フォースウェポン》《マジックミサイル》《ストーム》の性質が変化する。 このとき、それら魔技に対してMPを1点消費した扱いにできる。


集束魔技

名称属性タイミング判定値コスト
ホールド判定メインXXMP
対象を拘束し、動きを鈍らせる。
係数1で判定し、最大で達成値まで[先制力]を減少させる。 このとき、減少量と同値のMPを消費しなければならない。 この効果は《回避》の成功数によって軽減される。
受けたホールドの効果は、 サブアクションでHPを消費(先制力1につきHP1)することで解消できる。
フォースシールド判定インタラプト[魔法力]XMP
魔力で障壁を作り出し、攻撃を受け止める。
「攻撃力:消費MP+サイズ、難易度:4+消費MP」で相殺を行う。
フォースシールドⅡ宣言フリーXHP
大きな魔力障壁を作り出し、集団を防御する。
範囲攻撃に対して、《フォースシールド》の効果を同一エリア内の複数の対象へと適用できるようになる。
HP1消費につき、対象+1。
フォースウォール判定メイン[魔法力]XMP
魔力で作り出した壁を固着させ、障害物とする。
オブジェクト『魔力壁』を設置する。
「係数:消費MP+サイズ、難易度:3+消費MP」で判定し、 達成値に等しいHPを持つ魔力壁を設置する。 魔力壁の存在により、設置エリアは『分断エリア』になる。
この壁は破壊されるまで持続する。


念動魔技

名称属性タイミング判定値コスト
キネシス判定エクストラXXMP
魔力により、触れずして物体を操作する。
自身の【体力】[射撃力]による判定に、 消費MPを判定値とした追加判定ができる。
ステルス宣言フリーXMP
周囲の光を変調させ、視認させづらくする。
《隠形》や《陽炎》の使用時に、【技量】を+消費MPする。
フライト宣言フリー1MP
体を浮かせ、空を飛ぶ。
飛行状態となり、空中エリアを移動できるようになる。 空中エリアを1つ移動する度に、MPを1点消費する必要がある。
テレポート宣言フリーX× 2MP
地形や妨害を無視して、離れたエリアに移動する。
目標エリアまでの距離×2のMPを消費する必要がある。
テレポートを使用したターンは《移動》不可。


制御魔技

名称属性タイミング判定値コスト
ファストチャージ宣言フリー
事前に準備した触媒や高速詠唱などにより、素早く魔力を循環させる。
自身の《練気》のタイミングをファストに変更する。
マジックチャージ宣言メイン
瞑想や詠唱などにより、魔力を練る技法。
自身の[MP]を+【魔力】する。
マルチドライブ宣言フリー
2つの魔技を並列に駆動する高等技術。
自身の 『タイミング:メイン』の魔法を、 エキストラアクションで使用する。
リモートドライブ宣言フリーXHP
魔力線を伸ばし、離れた対象へと魔技を行使する。
自身が《魔法》や魔技を使用する際に、 離れたエリアにいるキャラクターやオブジェクトを対象にできる。
対象エリアまでの距離が1,2,3,4と遠くなるにつれ、 消費HPは1,3,6,10と累積されていく。
ディスペル判定インタラプトXXMP
魔技を打ち消す魔技。他者の術式に介入し、台無しにしてしまう。
魔技1つを対象とする。 消費MPを判定値として判定し、成功数と同値だけ、対象魔技の成功数を減少させることができる。
成功数が存在しない魔技については、 消費MP(に相当する効果)をなかったことにできる。
自身のアクションフェイズに持続中の魔法を消去することも、 他者の魔法行使の瞬間に割り込むことも可能。
後者の効果の場合、対象魔技の術者は追加でMPを消費して元の値まで補填しても良い。