竜機大戦ドラゴマキア

レムラ共和国

ゴール王国とノイラ・ドラゴニア帝国の南方に突き出た半島にある国。 首都はレムラ。 古代ドラゴニア帝国、発祥の地であるが、 現在はかつての面影はない。

古代ドラゴニア帝国の崩壊後、 ゴール王国が成立する時代になってもなお、 レムラ周辺は纏まりに欠け、 常に小国が乱立する戦乱の最中にあった。

そんな中で急激に勢力を拡大し、 生まれた国がレムラ共和国である。 最初は、どこからともなく現れた謎の集団であった。 言語も異なり、文化も風習も異質な異邦人の集団。 しかし彼らは優れた技術や知識を持ち、 神がかり的な力を持って戦いを勝ち抜いた。

そして現在、 レムラ共和国の祖たる彼らやその末は、 表舞台には一切姿を現していない。

共和制

レムラ共和国は、非常に珍しい共和制の政体を取る。

そのためレムラには君主が存在せず、 有資格者から選挙で選ばれた元首が、 定められた任期の間だけ、 国の指導を行う。

銃器

レムラ共和国建国時の英雄たちがもたらした、 魔力を一切利用しない新型の兵装。 火薬の反動により弾丸を撃ち出す。

その取り扱いは国より厳しく管理されており、 携帯の許可が下りるのは正規兵のみ、 国外への持ち出しは認められていない。

教皇領

レムラ共和国の首都のすぐそばにある、 エール教の総本山を中心とする領域。

ここは古代ドラゴニア帝国が崩壊したときから 戦乱の最中もエール教が常に保持し続けた領土であり、 レムラ共和国の勢力圏内にあるものの 外部の権力は一切及ばない。

特別な生産物はないものの、 信者の寄進によって結構な蓄えがあり、 独自の軍備も持っている。 量的には決して多くはないが少数精鋭であり、 教団が敵と定めた者たちに鉄槌を下すと恐れられる。

とりわけ、 彼らが持つ銃器は外で見られるものとは格が違い、 不可思議なまでの威力を見せると言うが…。