危地のウルフマン
2003/11/16
「てめーら、タダじゃ帰れねェゼ?」![]() 部族の者は皆、家族である。 家族は皆、平等であり、分かち合わねばならない。 各人にはそれぞれ役割と義務があり、 全力を以ってそれを果たさねばならない。 これは、狼族のとある一氏族に伝わる決まり(の一部)だ。 この文句とそれが守られている現状を、理想的と評する奴もいた。 だが、俺に言わせれば、こんなものはクソッタレだ。 集団での安全な狩りなんざ、面白くない。 俺の獲物は、俺の物だ。 ボスの言うことなんざ、かったるくて聴いてられっか。 かといって自分がボスになるなんてまっぴらだ(認められるわきゃねーし)。 もっと自由を、もっとスリルを。 それが俺の望み。 だから俺は、部族を飛び出した。 人は俺のことを「孤狼」なんて呼ぶが、まあ、そんなこたぁどーでもいい。 俺は俺のやりたいよーにやるだけだ。 さあ、どっからでもかかってきな !
コメント何気に俺のお気に入りの一人。しかし、見た目が格闘家と変わらんとか、男ばっかりで色気が足らんとかいった理由により、あえなく没に。 悔しいから、ラフを貰ってきてHPにUP ! |