R-Gear 弐式
 制限ルール

2004/12/18

解説

グローバルルールは最小限の数式で 最大限の事象を表現することを主眼としているため、 直感的にわかりづらく、 人がプレイする上では障害が多いものとなっています。

ここで紹介する限定ルールとは、 グローバルルールに制限をかけることで分かりやすくした、 実際の運用上での基本的なルールです。

ただ、とは言っても、 まだこれは広範に渡る事象を表現する汎用的なルールを扱っています。
従って、これもグローバルルールと同じく、 ただゲームを遊ぶだけならば、 このルールを読む(理解する)必要性はあまりありません。

このルールは、 ゲームの根幹を成す基本法則に興味のある方を対象としています。


ベース判定値

限定ルールでは、判定値は以下の式で算出します。

r = b × α

r:判定値
b:ベース判定値
α:基本係数(仮数に相当)

ベース判定値は、1 〜 20 の範囲を取り、 それ以外の値にすることはできません。
基本係数はキャラクターごと、ロボットごと、 アイテムごとに設定します。

基本係数とベース判定値の乗算値は常に一定でなければなりません。
例えば、自分のキャラクターの基本係数は任意で変更することができますが、 基本係数を倍にしたらベース判定値は半分になるし、 基本係数を半分にすれば、ベース判定値は倍になります。

例 : R-Gear

初期作成時のロボットは、基本係数 128 で、 40 点をベース能力値に割り振ります。
ここで、プレイヤーは基本係数を倍の 256 に変更しても構いませんが、 その場合に割り振る総計ベース能力値は 20 となり、 能力値合計は 5120 と変化なしです。

ただしこの場合、一つの能力値の限界が 2560 (= 128 × 20) から 5120 (= 256 × 20) に変わるため、 全く無意味なわけではありません。


成功レベル / 目標値

ベースの範囲が 1 〜 20 であるため、 成功レベル / 目標値も 1 〜 20 の範囲に収まります。
従って、成功レベルと目標値の関係は、以下の表で表せます。

成功レベル / 目標値表


ポイント計算

キャラクター等を作成する際のポイントは、 そのキャラクターの 基本係数 × ベースの合計値 となります。
この基本係数を各種能力に割り振り、 それに基本係数を掛けた値が判定値(能力値)となります。


戻る